日経新聞夕刊連載コラム「令和なコトバ」(2024/2/19)に〈白湯男子〉が登場。巷で「白湯」が人気を博し、コンビニやスーパーで「アサヒ おいしい水 天然水 白湯」が累計1500万本のヒットと書かれています。発売元・アサヒ飲料によれば、2022年に新発売され、2023年9月から通年販売されている由。不織布の「保温ラベル」を巻いて、温かさが長時間持続するようリニューアルもしています。そんな商品の存在すら知りませんでした。近々、コンビニ店頭で確認してみることにします。
少なくない数の有名女優が白湯の愛飲者であること以前から知っていましたが、「白湯」が商品化されているとは吃驚です。まさか「白湯」を買う時代が訪れるとは!しかも、男性客にも支持されているというのです。「白湯」には身体を内側から温めて冷え性を改善する効果ありとコラム曰く。女性だけではなく、いつしか男性が「白湯」の虜になっていたわけです。
そもそも、「白湯」とは、一度沸騰させた水を飲みやすい温度まで冷ましたもの。水道水を十分煮沸することで残留塩素やトリハロメタンが揮散されますから、「白湯」は確かに健康的です。温度の目安は50~60度、飲んだときに喉や胃のあたりが「ほんのり温かく感じる」程度が適温だそうです。厚生労働省は「健康のため水を飲もう」推進運動を展開していますが、朝晩、コップ1杯ずつ「白湯」を飲む方が身体には優しそうです。
「白湯」を飲むと、内臓が温まり、基礎代謝が上がります。その結果、血流が良くなって、冷え性の改善や脂肪燃焼によるダイエット効果が期待できます。この際、美容効果一点張りだった先入見は捨てて、生活習慣に取り入れてみるつもりです。